谷合正明参院議員は1月23日、国会内で国土交通、農林水産、環境の各部会による合同部会を開催しました。
部会では、昨年9月に岡山に来県し森の防潮堤について現地調査・講演をされた宮脇昭横浜国立大名誉教授が、「日本人と鎮守の森―東日本大震災後の防潮堤林について」と題して講演・意見交換を行いました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
宮脇名誉教授(手前)の講演を聞く党合同部会=23日 参院議員会館
宮脇・横国大名誉教授が講演
党合同部会
公明党の復興・防災、国土交通、農林水産、環境の各部会は23日、参院議員会館で合同部会を行い、宮脇昭・横浜国立大学名誉教授の「日本人と鎮守の森―東日本大震災後の防潮堤林について」と題する講演を聞き、意見交換を行った。
宮脇氏は、震災復興と防災・減災の観点から、今こそ「命を守る森の防潮堤」づくりを推進すべきだと強調した。
その上で、大事なことは樹種の選択であり、マツなどの単植林では防災機能は弱いため、災害に強く土地本来の樹種であるタブノキ、シイノキなどのポット苗を混植、密植することの重要性に言及。毒性のある物質を除いた震災がれきを活用してマウンド(植樹地)を海岸沿いに造成し、正しい樹種を植えることで、「あらゆる自然災害に耐える本物の森による防潮堤ができる」と訴えた。
(公明新聞:2013年1月24日付より転載)
※岡山県での講演についての谷あいブログ記事
(活動記録:いのち守る森づくりを)katsudo/13620
命守る森の防潮堤に