谷合正明参院議員は9月25日、岡山市内で横浜国立大学名誉教授で植物生態学者の宮脇昭先生を講師に招き、いのちの森づくりに関する講演会を開催しました。講演会の模様を公明新聞が報じましたので記事を転載します。
開会のあいさつをする谷合議員(岡山事務所撮影)
宮脇昭氏が講演
地域経済と共生を強調
岡山市で党フォーラム
公明党「瀬戸内海フォーラム」(山本博司座長=参院議員)は25日、岡山市内で、党岡山県本部「輝く岡山を創る議員連盟」(景山貢明代表=県議)との共催で記念講演会を開催し、植物生態学者の宮脇昭・横浜国立大学名誉教授が講演した。山本座長、谷合正明事務局長(参院議員)、桝屋敬悟・中国方面協議会議長(次期衆院選予定候補=比例中国ブロック)が出席した。
あいさつした山本氏は、「瀬戸内海地域の活性化をめざし、観光振興や離島の定住化などに全力を挙げていく」と述べた。
宮脇氏は、東日本大震災の被災地をはじめ全国で進める「森の防潮堤」構想について説明し、「日本の土地本来の植生(潜在自然植生)であるタブノキ、カシノキ、シイノキなどは台風、地震、大津波、火事にも耐え、厳しい環境でも生き残る樹種だ」と強調。地中に深く根を張り大きくなる力をもったタブノキなどの植樹を推奨し、「地域経済と共生する『いのちの森づくり』を、瀬戸内地域、岡山県から全国、アジア、世界に発信してもらいたい」と語った。
(公明新聞:2012年9月26日付より転載)