【No.268 2021年9月6日】
《菅総理の総裁選不出馬表明を受けて》
皆さん、こんにちは。谷合正明です。
昨日、東京パラリンピックが閉会しました。13日間の熱戦。初めて知る競技もありました。多様性の尊重が大会の一つの理念でしたが、選手の姿から、私自身、気づいていなかったことをたくさん教えていただきました。改めて、東京オリンピック、パラリンピックにありがとう!と申し上げたいです。
先週、菅総理が自民党総裁選に出馬しないと表明しました。大変に驚きましたが、総理の決断を受け止めました。
菅政権は、不妊治療の保険適用化、脱炭素社会に向けた目標の引き上げ、孤独・孤立対策の担当大臣・組織の設置、7月末までの高齢者のワクチン接種の迅速化、デジタル庁の発足、黒い雨訴訟の上告断念など多くの仕事をしました。私も党内で脱炭素社会や孤独・孤立対策に関わってきましたが、これらの政策が後退することがないようしっかりとフォローしてまいります。
今、最優先の課題はコロナ対策です。医療提供体制の強化、若い世代へのワクチン接種の着実な実施、感染防止対策の徹底、打撃を受けた経済の立て直しが急務です。公明党は、対策に万全を期してまいります。ワクチンの3回目接種を実施する場合は、これまで通り国の負担で無料接種にすることを国に求めています。
コロナ対策を講じる中で、自民党総裁選、国会における首班指名、組閣、衆議院総選挙が実施されます。新総裁とは自公の連立政権合意を結ぶことも求められます。
衆議院総選挙は政権選択の選挙です。私自身、国民のために尽くすとの一点で、コロナ禍の難局を乗り越えていく決意です。
(谷あい)