【No.228 2018年3月30日】
《 平成30年度予算が成立 》
皆さん、こんにちは。谷合正明です。
28日夜、総額97.7兆円の平成30年度予算が成立しました。
今回の予算は、自公政権の優先課題である「人への投資」や「生産性革命」への関連施策に重点を置きました。
特に教育負担については、先行実施している返済不要の給付型奨学金の本格実施、待機児童解消の子育て安心プランには、11万人分受け皿拡大の予算が確保されました。
また、高度な設備投資への補助金の積み増しや、公明党が主張した子ども医療費助成を自治体が独自に行った時のペナルティを廃止、東日本大震災の復興拠点整備や風評被害対策など被災地の復興にも十分な手当てがされました。
農林水産関係では、自然災害や農産物の価格下落時に農家の収入減少を補う「収入保険制度」の創設のほか、水田フル活用、農業農村整備事業、輸出促進、林業、水産業、畜産業の体質強化策のための予算もしっかりと確保させていただきました。
森友学園の文書改ざんの問題では、佐川元理財局長は、理財局で対応したことは認めたもののいまだ真相は明らかになっていません。政府全体の信頼に大いに関わることであり、全容解明へ財務省は内部調査を迅速に尽くしていくべきです。
公文書の管理については、ファイルの分類や保存期間についてガイドラインに基づいた適正な管理を行うべきものです。農林水産省としても国民の皆様への説明責任を全うできるよう改めて管理の徹底を行ったところです。
いよいよ新年度を迎えます。新たな気持ちで後半国会に臨んでまいります。
(谷あい)