【No.227 2018年3月10日】
《 東日本大震災から7年-農林水産業の復興・再生 》
皆さん、こんにちは。谷合正明です。
明日、東日本大震災から7年を迎えます。私は副大臣就任後も福島県はじめ被災地を訪れていますが、本格的な復興には農林水産業の役割が大変重要であると実感しています。
これまでの取り組みで、被災地の約9割の農地で作付け可能となり、全ての漁港の陸揚げ機能が回復するなど、インフラの復旧には一定の見通しがつくところまできました。
一方、福島県では、原発事故により、現在も営農再開支援策や風評対策を引き続き講じていかなければならない状況です。
先日、民間団体による米の食味ランキングが発表され、最も優れている特A米に43産地品種が選ばれました。岡山県のきぬむすめもそのうちの1つですが、実は、都道府県別に最も多く特A米を輩出したのが、福島県でした。会津、中通りだけでなく、浜通りのコシヒカリも選ばれました。ちなみに大相撲の優勝力士には公明党福島県議会の発案で、福島のお米が贈呈されています。
最後に、公明党は先日、東日本大震災の被災者に対する第11次義援金300万円を日本赤十字社に寄託しました。累計で9億2200万円。震災から7年を経過しても、党員・支持者の皆様が真心のご寄付を寄せてくださいます。大変にありがとうございます。
これからも被災地、被災者に寄り添い、復興・創生にしっかり取り組んでまいります。
(谷あい)