【No.156 2014年6月24日】
《 通常国会を終えて(1) 》
皆さん、こんにちは。谷合正明です。
6月22日までの150日間をもって第186通常国会が閉会しました。
今国会は、景気好循環実現国会と位置づけてスタートしたとおり、4月の消費税引上げを踏まえた13年度補正予算や14年度予算の早期成立、30本を超える成長戦略関連の法律が成立しました。
また、自公政権自らが準備した予算や法律を審議する初めての国会となりましたが、政府提出の法案の成立率は97.5%と高い結果を残すことができました。鳩山内閣の時が54.7%でしたから、極めて高い数字であります。
政権の安定性や危機管理への対応力が決定的に違うことを示しています。
成立した政府提出の法律は79本。地域医療介護総合推進法、助成対象の難病を拡充する難病医療法、農業担い手新法、家庭も自由に電力会社を選べる電気事業法、小規模企業振興基本法、教育委員会制度を見直す地方教育行政法などです。
地域医療介護総合推進法では、公明党が全国の3000人の議員のネットワーク力で進めている地域包括ケアシステムの整備が盛り込まれています。
また、議員自らが作る議員立法でも公明党の推進で成立したものが数多くあります。
例えば、政府の特定秘密の運用を監視するための機関を国会に新設する国会法、単純所持を禁止する児童ポルノ禁止法、長年の悲願であったアレルギー疾患対策基本法です。
他にも、私自身、遺族の皆様と一緒に取り組んできた過労死防止法や、公明党のOB議員が引退前に取り組んでいた雨水利用推進法なども成立しました。
(谷あい)
<(2)に続きます>