【No.98 2011年8月5日】
《 子ども手当の廃止、児童手当の復活 》
皆さん、こんにちは。谷合正明です。
昨日、民・自・公の3党は、子ども手当の見直しに関し、正式に合意。子ども手当は廃止となり、来春から児童手当が拡充されることに。
3歳未満、3~12歳の第3子以降は1万5000円、3~12歳の第1子・第2子と、中学生は1万円。所得制限は960万円程度とし、財源の一部を震災復興に充てることになりました。
開始時期や負担軽減措置は次を参照ください。 http://www.komei.or.jp/news/detail/20110805_5893
児童手当は昭和47年から国の制度としてスタートしました。以後、財源を考慮しながら段階的に拡充されてきました。
しかし、民主党の目玉公約であった子ども手当は、スタートからわずか2年で幕を下ろすことに。
本来、社会保障は継続性が大事で、コロコロ変えるものではありません。その意味では各党間で協議をし、合意形成を図ったうえで、拡充させていくべきです。
そうしたプロセスを無視し、政権交代選挙のために、出来もしない2万6千円を公約にかかげ、与野党対立をあおり、結果的に行き詰った民主党の責任は極めて大きいと思います。
さて、明日は広島原爆の日。
山口代表、斉藤議員、山本博司議員とともに、平和祈念式に参列させていただきます。
(谷あい)