【No.80 2011年3月18日】
《 東北関東大震災と公明党 》
谷合正明です。
この度の震災で犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
このままでは避難した方々や孤立した方々が、命を落とす2次被害が拡がるのではないか、そんな危機感を持っています。
現在、公明党チーム3000の議員が被災地だけでなく、全国で震災対策に全力で取り組んでおります。
私にも皆様からたくさんのご意見、ご要望をいただいています。「○○地区が孤立している」という情報は、随時、政府の対策本部に入れています。
そうした皆様の声を、山口代表はじめ党対策本部が、総理や政府の対策本部に申し入れて形になったものを紹介します。
・12日の夕方から、首相・官房長官の会見に手話通訳が配置に
・警察に届け出をすれば、救援物資を運ぶ民間大型車両は通行可能に
・燃料不足対策として、15日に3日分の石油備蓄を放出
・17日から、物資をヘリから投下するための許可を、文書から電話で可能に
・被災者支援と原発事故対策を分けて、体制強化された
また、国会議員歳費を3割削減して、約45億円の財源を復興のために使うということも公明党から各党に呼び掛けているところであります。
今、私が政府に強く要望しているのが、国、自治体、民間、NGO、海外からの支援活動の全体をコーディネートする体制をつくるということ。
政府に言いたいことは山ほどあります。しかし、政府だけにまかせていてはダメです。AMDAで経験してきた、スマトラやハイチ地震での経験を活かし、今は被災者支援に全力を尽くしてまいります。
最後になりますが、公明党を通じての被災者募金が1億円を超えました。本日、日本赤十字社に寄託しました。真心、大変にありがとうございます。
(谷あい)