【No.77 2011年2月25日】
《 国内版青年協力隊の創設を 》
この度のニュージーランドの地震において、被災された方々に衷心よりお見舞い申し上げます。邦人含めて未だ行方不明の方も多く、一刻も早い救助を願うばかりです。
さて、先日、国土交通省がある数字を発表しました。2050年には、人が住んでいるところが無人となるような地域が四国で26%、中国で24%にものぼるというのです。
医療や教育はじめ、買い物や農地保全など地域生活に大きな支障が出てくることは間違いありません。こうした過疎地域での福祉や雇用をどうするか。
私は、都会出身の若い人でも、限界集落や離島で、農業や観光、IT、福祉、芸術などを通じて、地域貢献したいと望んでいる人が少なからずいることに着目しています。
そこで私のアイデアですが、そうした人たちの受け皿として、青年海外協力隊ならぬ、国内版の青年協力隊の制度を創設したらどうかと考えます。
現在、総務省が「地域おこし協力隊」、農林水産省が「田舎で働き隊」という事業予算を持っています。また内閣府なども似たような事業をしています。
省庁またがる事業を一度整理して、より多くの若者が参加しやすい仕組みに発展させていく。当然、活動に参加することが本人のキャリアにつながるような社会も必要です。
現場で経験したことを活かし、将来的に、徳島県上勝町の「いろどり」のようなコミュニティビジネスを誕生させるような人材が生まれてくればと思います。
さて、今週末ですが、愛媛県八幡浜、宇和島での会合とともに、岡山では景山つぐあき県議、ますかわ英一県議、中原よしこ市議の事務所開きへ駆けつけさせていただきます。
尚、全国最重点区での街頭演説のお知らせですが、27日(日)13:00から、広島市中区でくさか美香県議と私が街頭演説をします。場所は、県立美術館前。
山本博司参議院議員も、27日(日)13:30から、山口県防府市で石丸のりこ県議と一緒に街頭演説をします。場所は、JR防府駅みなと口(南口)山口銀行防府支店前。
よろしくお願いいたします。
(谷あい)