【No.55 2010年8月20日】
《 熱中症には気をつけて 》
皆さん、こんにちは。
谷合正明です。
お盆が過ぎたというのに、気温35度を超える「猛暑日」が続きます。岡山、岩国、広島、松山とあいさつまわりを続けていますが、どこ行っても「暑いですね」があいさつがわり。
総務省によると、今年5月末から8月15日までの間に、熱中症で病院に搬送された方は3万人を超え、そのうち132人が搬送直後に亡くなったとのこと。
どの調査でも、8割から9割が高齢者の死亡で、屋内でなくなるケースが高く、夜間の時間帯も要注意です。
高齢者だけではありません。若い人も犠牲になっていますし、先日はパーキンソン病にかかっている方と懇談したときは、暑さが難病の敵と教えていただきました。
乳児や幼児は、身長が低い分、大人よりも地面に近く、高い温度にさらされるようです。ある調査では、通常気温32度の時、道路上で子どもの身長の高さで測ったら35度になったそうです。
高齢者、障がい者、子どもたちの目線で周囲にも気配りをしたいものです。
できるだけ暑い日差しを避け、エアコンでの室温調整や、こまめな水分や塩分の補給で、日々の活動に励んでまいりたいと思います。
(谷あい)