【No.33 2010年6月2日】
《 鳩山総理辞任を受けて 》
こんにちは、谷合正明です。
今朝、鳩山総理大臣が辞任を表明し、あわせて小沢幹事長も辞任しました。
普天間基地と、政治とカネの問題を抱え、国民からの信頼を大きく失っていただけに、当然の結末であります。政権交代後の8カ月の混乱の責任は極めて大きいと言わざるを得ません。
記者会見で「クリーンな政治を」と言っていましたが、だったら公明党が提出している政治資金規正法の改正に、残された国会でしっかりと取り組んでもらいたい。
党のNo.1とNo.2の二人だけの問題にとどまらず、これまで党内の自浄能力が示されなかったこと点にも、政権与党は猛省しなければなりません。表紙だけ変えればいいという問題ではないことは明らかです。
日本政治はいったいどうなってしまうのでしょうか。4代続けて、総理大臣が1年未満に辞任しています。こんな国があるでしょうか。
国難の時にあって、第3勢力の公明党の役割は何か。
岩見隆夫氏は、「政策第一でいいのだが、同時に政権党の助っ人役ではなく、主体者としてやってほしい」、「参院選後の公明党の対応が日本の命運を決める」(第三文明7月号)と述べています。
期待と責任が大きい分、肝に銘じ、政治の再生、日本の再生のために、未来に希望を示せるよう全力を尽くしてまいります。
(谷あい正明)