2021年9月17日 2面 参院各会派で構成する改革協議会(座長=世耕弘成自民党参院幹事長)は16日、国会内で参院のあり方について識者の意見を聴取し、協議を行った。公明党から谷合正明参院幹事長が出席。初めて対面とオンラインを併用して開かれた。 一橋大学の中北浩爾教授は、参院選挙制度改革の方向性について、現行制度の維持・強化が望ましいのではないかとの見解を表明。その上で多様な民意を反映するための比例代表制に関して一層の工夫が必要だと指摘した。 谷合氏は、参院改革の一環としてオンライン審議の意義を強

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2021年9月15日 7面 かつて、全国各地に普及した琉球畳の原材料である「七島藺」は現在、国内では大分県国東市のみで生産されている。一般の畳に使われるイ草と比べ、耐久性や耐火性に優れているが、生産の機械化が難しく、産地は衰退の一途をたどってきた。それでも七島藺を作り続け、伝統産業を守る生産者らを追った。 「シャッ、シャッ」。8月末の夕暮れ、静かな田園風景が広がる国東市内の田んぼでは、七島藺の刈り取り作業が黙々と行われていた。 密集して生えるため収穫は手刈り。暑さで変色してしまわないよう、早朝か

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2021年9月9日 2面 公明党の山口那津男代表は8日、参院議員会館で、新任のアレクサンドラ・コバチュ駐日セルビア共和国大使の表敬を受け、懇談した。谷合正明国際委員長(参院幹事長)、矢倉克夫参院議員が同席した。 コバチュ大使は「セルビアは、特にIT分野で魅力的な投資環境が整っており、日本企業からの投資も進んでいる。今後も、高い技術を持った日本企業の進出を期待している」と語った。 またコバチュ大使は、2022年に両国の友好開始から140周年を迎えることに言及。これに対し山口代表は「コロナ禍を早く乗

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2021年9月8日 2面 公明党の山口那津男代表は7日、参院議員会館で、ジャマイカのショーナ・ケイ・リチャーズ駐日特命全権大使の表敬を受け、懇談した。谷合正明国際委員長(参院幹事長)、高瀬弘美国際局次長(参院議員)が同席した。 リチャーズ大使は、公明党が、途上国に新型コロナウイルスのワクチンを供給する国際的な枠組み「COVAXファシリティー」への日本の早期参加を促すなど途上国支援を推進してきたことに謝意を表明。「コロナ禍でグローバルな連帯が求められる中で、公明党は極めて重要な役割を果たしている」

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2021年8月30日 2面 公明党の西田実仁参院会長と谷合正明参院幹事長は27日、参院議員会館で、全国知事会総合戦略・政権評価特別委員会の村井嘉浩委員長(宮城県知事)から、参院選で人口の少ない選挙区を統合する「合区」の解消を求める要請を受けた。 村井委員長は、人口減少が進めば合区対象の県が多くなり「地方の声が国政に届きにくくなる」と強調した。 これに対し西田会長は「参院改革協議会で議論していきたい」と応じた。

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