2024年06月29日 2面
公明党沖縄県本部(代表=上原章県議)が新たに発足させた、国際的な平和創造拠点の構築と持続可能な沖縄をめざす「国連SDGs共創プロジェクトチーム」(座長=金城泰邦衆院議員)は28日、国連児童基金(ユニセフ)のロベルト・ベネス東京事務所代表と共に、子どもを守るための先進的な研究の現場を調査するため、県内の関係機関を視察した。谷合正明党SDGs推進本部長(参院幹事長)が同行した。
恩納村にある沖縄科学技術大学院大学(OIST)では2012年の開設以降、学部を設けない「学際性」を重視した研究姿勢の成果などを確認。この中で、注意欠陥多動性障がい(ADHD)を抱える子どもの保護者に向けた教育の開発研究について説明を受けた。ベネス代表は「日本だけでなく世界中の子どもたちに必要なものであり、国際的に広げるべき研究だ」と述べた。