2024年06月13日 2面
公明党の谷合正明参院幹事長(党政治資金規正法改正プロジェクトチーム座長代理)は12日、東京・有楽町で行われた党本部主催の街頭演説会で、自民党派閥の政治資金問題を受けた政規法改正案に触れ「ベースとなっているのは公明党が1月に発表した『政治改革ビジョン』だ。今国会で必ず成立させる」と力説した。これには、宮崎勝参院議員も参加した。
谷合氏は同改正案を巡って、議員が政党から受け取る「政策活動費」の使途をチェックする第三者機関の設置が盛り込まれたことに言及。透明性の向上へ「広い権限を付与していくことが方向性としてある」と述べ、制度設計をリードしていく考えを強調した。
このほか、選択的夫婦別姓の導入について「政府に積極的な検討を求めていく」と述べた。
一方、宮崎氏は「どんな人でも希望を持って子育てができる社会を実現するため、しっかり支援に取り組む」と訴えた。