2022年8月6日 1面
広島は6日、77回目の原爆忌を迎える。広島市中区の平和記念公園では「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」(平和記念式典)が開かれ、被爆者や遺族、岸田文雄首相らが参列し、犠牲者に祈りをささげる。式典には、国連からグテレス事務総長が初参列する。
公明党の山口那津男代表は5日夕、平和記念公園を訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花し、核兵器廃絶を誓った。斉藤鉄夫副代表、谷合正明参院幹事長、山本博司参院議員、日下正喜、平林晃の両衆院議員、党広島県本部(代表=田川寿一県議)の議員が同行した。
続いて山口代表らは、同公園内にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑へ。駐広島大韓民国総領事館の林始興総領事と共に花束を手向けた。
献花の後、山口代表は「犠牲となられた方のご冥福をお祈りするとともに、被爆された全ての方々にお見舞い申し上げたい」と述べ、「核なき世界の実現へ引き続き全力を挙げる」と語った。