2022年5月23日 2面
■長野で竹内(し)氏
公明党の竹内譲政務調査会長は22日、竹内しんじ参院議員(参院選予定候補=比例区)と共に党長野県本部(代表=中川宏昌衆院議員)が松本、諏訪、駒ケ根の各市で開いた時局講演会に出席し、あいさつした。
駒ケ根市の講演会で竹内政調会長は、公明党が連立政権に加わってから約20年で、児童手当の増額、幼児教育・保育の無償化をはじめ、子育て・教育支援が格段に充実したと紹介。今後、大学などの高等教育無償化に関し、多子世帯や理工系の学生らを対象に年収基準の緩和を進めると述べ、「子育てや教育費負担のさらなる軽減へ全力を尽くす」と訴えた。
竹内氏は河川状況をネット上で確認できる水位計を全国約9000カ所に設置した実績を報告し、「防災・減災対策の充実に挑む」と力説した。
■島根で谷あい氏
斉藤鉄夫国土交通相(公明党)は21日、党島根県本部(代表=遠藤力一県議)が松江市で開いた時局講演会に出席し、あいさつした。公明党の谷あい正明参院幹事長(参院選予定候補=比例区)、自民党の青木一彦参院議員が参加した。
斉藤国交相は「かつて国会は衆参両院で多数派が異なる“ねじれ”で、政治が混乱した時期があった。激動する世界で日本が生き残るには自公連立による政治の安定が大事だ」と力説した。
また、観光庁の「第2のふるさとづくりプロジェクト」事業を紹介し「観光を柱に地方を元気にしていきたい」と述べた。
谷あい氏は「原油価格・物価高騰に対応する今年度補正予算案の一日も早い成立をめざす。危機を乗り越えて希望を切り開いていく」と訴えた。
■石川で上田氏
公明党の上田いさむ政務調査会長代理(参院選予定候補=比例区)は22日、党石川県本部(代表=増江啓県議)が金沢市で開催した政経懇話会に出席し、あいさつした。太田昭宏党常任顧問が講演した。
上田氏は、ロシアのウクライナ侵略などによる物価高騰で日本経済に影響が出ていると指摘。公明党が地方議員のネットワークを生かして地域で声を聴き、国民の暮らしを守るための経済対策を岸田文雄首相に要望したことを述べた。
さらに来る参院選に向け「最後まで全身全霊で戦い抜く」と決意を表明した。
太田氏は参院選の重要性について「日本を再び浮上させるため、骨太の政策を持つ政党に次の6年間を任せなければならない」と力説。公明党への支援を呼び掛けた。
■佐賀で、くぼた氏
公明党のくぼた てつや団体局次長(参院選予定候補=比例区)は22日、佐賀県内4カ所で開かれた党同県本部(代表=中本正一県議)主催のフォーラムに出席し、あいさつした。これには“夜回り先生”こと水谷修氏も出席し、講演した。
このうち武雄市でくぼた氏は、物価高や燃料費の高騰が地方経済に大きな打撃を与えていると強調。その上で、2022年度補正予算案に触れ、「原材料の安定供給や中小、零細企業への資金繰り支援などを通じて、力強い経済を再生させていく」と訴えた。
水谷氏は「小さな声を聴く力のある公明党がいる自公政権が、生活者の安定した暮らしを守れる」と述べ、参院選勝利に向けたくぼた氏への支援を呼び掛けた。