2021年10月1日 2面
イスラム主義組織タリバンが実権を握っているアフガニスタン情勢を踏まえ、公明党難民政策プロジェクトチーム(PT、座長=谷合正明参院幹事長)は30日、出入国在留管理庁で佐々木聖子長官に対し、アフガン国民への支援などに関する緊急要請を行った。
谷合座長は、関係国・機関と緊密に連携し、アフガン人協力者の安全・速やかな国外退避の実行に努めるよう要請。また、「日本在住のアフガン人に対し、本人の意思に反して送還することなく、在留資格も延長する方針を明確にすべきだ」と訴えた。
佐々木長官は「意思に反して送還しないことを明確に周知したい」と述べた。
同PTは、外務省にも同様の申し入れを行った。