2021年8月5日 2面
LGBTなど性的少数者に関する課題を考える超党派議員連盟は4日、衆院第2議員会館で役員会を開催し、性的少数者に対する理解増進に向けた法整備をめざす方針を改めて確認した。公明党から同議連事務局長を務める谷合正明参院幹事長が参加した。
また、会合では、全国のLGBT当事者団体などから構成される「LGBT法連合会」から2022年度予算編成に向けた要望を受けた。
席上、団体側は、教育現場での性的指向と性自認に関するハラスメント(嫌がらせ)やいじめの実態を調査し、結果を公表することなどを要請。これに対し議連側は「来年度予算にできる限り盛り込んでいきたい」との考えを示した。