2021年7月26日 7面
公明党の谷合正明参院幹事長は17日、今月上旬の大雨で被災した島根県雲南市を訪れ、復旧・復興への課題を探った。遠藤力一、吉野和彦の両県議と、中村辰真市議が同行した。
雲南市では、住宅7棟が全半壊、104棟が床上・床下浸水に見舞われたほか、道路冠水や寸断、土砂崩れなどが相次いだ。
一行は、特に甚大な被害に遭った同市の三刀屋町、吉田町深野、木次町などを訪問。三刀屋町で約30年間、建具製作所を経営している矢島健二さんは「これほどの雨は初めてだ。工場が床上40センチ漬かり、12台ある特殊工具のうち半分がダメになった」と窮状を訴えた。さらに「氾濫した三刀屋川の堤防はずいぶん古いようなので、対策を」と話していた。
谷合氏は「被災者の生活再建、一日も早い復旧に全力で取り組む」と語っていた。