2021年7月8日 2面
2018年7月の西日本豪雨から3年。公明党の谷合正明参院幹事長は7日、甚大な浸水被害に見舞われた岡山県倉敷市真備町地区の市真備支所を訪れ、犠牲者を追悼し献花した。山田総一郎、吉田徹両県議と市議、町議が同行した。
同地区は激しく降り続いた大雨により、小田川(高梁川水系1級河川)とその支流である末政川、真谷川、高間川の堤防が決壊。面積の約4分の1に当たる約1200ヘクタールが浸水し、51人が犠牲になった。倉敷市では641人(6月末現在)が仮設住宅での生活を余儀なくされている。
献花後、谷合氏は「復旧・復興は道半ばだ。被災者の生活再建に全力で取り組む。また、各地で頻発する豪雨災害に対応するため、防災・減災の強化に努める」と語った。