2021年5月3日 2面
3日の憲法記念日を前に、公明党は1日と2日、各地で街頭演説会を開催した。
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【広島】斉藤鉄夫副代表は2日、広島市安佐南区の街頭演説会で「日本国憲法の3原理は、これからも変えてはならない」と強調。中でも恒久平和主義に言及し「核兵器廃絶は公明党の原点だ。被爆地ヒロシマの議員として全力で取り組む」と訴えた。
また、「新型コロナから国民の命を守るため、引き続き円滑なワクチン接種を進めるとともに、国産ワクチンの開発・生産に向けた体制の整備に全力を挙げていく」と力説した。
【徳島】石田祝稔副代表は2日、徳島県阿南市など県内4カ所で開催された党徳島県本部(代表=長尾哲見前県議)の街頭演説会に参加した。
石田氏は、「国民主権、基本的人権の尊重、恒久平和主義という憲法3原理は、未来永劫にわたって変えてはならない」と力説し、当初想定していなかったプライバシーや環境問題など、必要な項目を付け加える加憲の必要性を指摘した。その上で「公明党は政府与党の一角として、諸課題への取り組みを責任を持って進めていく」と訴えた。
【福島】党福島県本部(代表=今井久敏県議)は2日、福島市で街頭演説会を開催。若松謙維参院議員、伊藤達也県議と地元市議らが出席した。
若松氏は「基本的人権の尊重」など憲法3原理に言及し「自然災害を軽減することが憲法の方向性だ」と強調。その上で「昨日も宮城で震度5強の地震があった。国民の命を守るため、防災・減災・復興の加速へ総力を挙げる」と訴えた。
【岡山】谷合正明参院幹事長と平林晃・党デジタル社会推進本部事務局次長は1日、岡山市内の街頭演説会であいさつした。
谷合氏は「公明党は憲法3原理を堅持し、平和の党として使命と責任を果たしてきた」と強調。「命と生活を守るため新型コロナ対策や気候変動問題、核兵器の廃絶に取り組む」と訴えた。平林氏は「デジタル技術を生かした社会の構築に全力で働く」と述べた。