2021年3月23日 2面
法務委員会で谷合正明氏は、今月開催された「国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)」に触れ、再犯防止・更生保護に向けた国際協力が重要だと指摘し、政府の取り組みをただした。
上川陽子法相は「ASEAN(東南アジア諸国連合)地域への法務省職員の派遣など、各国の再犯防止施策の充実に向けてリーダーシップを発揮していく」と答弁した。
谷合氏はまた、再犯防止への役割が大きい保護司が不足していることから、「国内の保護司の支援を強化すべきだ」と主張。政府側は「保護司活動のデジタル化など、環境整備に全力を尽くす」と答えた。