2020年10月7日 6面
公明党の谷合正明参院議員はこのほど、香川県三豊市を訪れ、山下昭史市長らとSDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組みについて意見交換した。広瀬良隆県議、込山文吉、水本真奈美の両三豊市議も同席した。
同市は今年度の「SDGs未来都市」に内閣府から選定されており、ごみのリサイクルや有害鳥獣の駆除、離島の移動手段確保などの地域の課題を、達成すべき17の目標に連動させた事業を展開している。意見交換では、「海洋教育を推進していくために、職員向けのアドバイザーを紹介してほしい」などの要望が寄せられた。
一行はその後、可燃ごみを「バイオトンネル」と呼ばれるコンクリート製の密閉発酵槽で発酵・乾燥させ、資源化する「トンネルコンポスト方式」を国内で初めて導入した「バイオマス資源化センターみとよ」を訪問。二酸化炭素(CO2)削減につながる取り組みを視察した。
党SDGs推進委員会で座長を務める谷合氏は、「市の抱えている課題にSDGsを連動させることで、課題解決のスピードが上がると感じた。党としても、今後さらに自治体と連携して推進を図りたい」と語っていた。