2020年1月12日 1面
公明党岡山県本部の谷合正明代表(参院議員)は11日、岡山市で開かれた「成人の日」記念の街頭演説会に、同県本部の県議、市議と共に参加し、あいさつした。
谷合氏は「昨年の出生数が90万人を割り込んだ。予想を上回る速さで少子化が進み、人口減少時代に突入している」とし、「若い世代、子育て世代を支える政策を整えていくことが最大の課題だ」と強調した。
その上で、公明党が長年、取り組んできた幼児教育・保育の無償化が昨年10月に始まり、今年4月からは私立高校授業料の実質無償化、大学や専門学校などの高等教育の無償化が実施されることに言及。「今後も、社会に安心感を生み出すために全世代型社会保障の基盤構築に全力を挙げていく」と述べた。
また、公明党がこれまで、若者との懇談会「ユーストークミーティング」や政策アンケート「VOICE ACTION(ボイス・アクション=VA)」を実施して若者の声を聞いてきたことに言及。そこから最低賃金の引き上げや携帯電話の通信料金引き下げ、無料Wi―Fiの整備、不妊治療費助成の拡充、「結婚新生活支援事業」の創設などの政策を実現してきたことに触れ、「さらに公明党のネットワークを生かして、若者世代や女性の声を受け止め、一人一人に光を当てる政策作りにしっかり取り組んでいく」と訴えた。