2019年12月24日 2面
【ヤンゴン23日=光延康治】公明党の山口那津男代表は23日午前(日本時間同日午前)、ミャンマー・ヤンゴンにある「ヤンゴン日本人墓地」を訪れ、ビルマ平和記念碑に献花し、戦没者を追悼するとともに、恒久平和を固く誓った。党訪問団の谷合正明国際委員長(参院幹事長)、浮島智子衆院議員、魚住裕一郎前参院議員が同行した。
太平洋戦争中のビルマ戦線では、参加した旧日本兵約30万人のうち、約18万5000人が戦死した。現在も少数民族地域を中心に、ミャンマー全土で約4万5000柱の遺骨が眠っている。同記念碑は、全戦没者を慰霊し、恒久平和を祈念するため、1981年3月に日本政府が建設した。
山口代表は「悲惨な戦争を二度と起こしてはならないとの誓いを新たにした」と強調。「平和な世界の創造に向け、ミャンマーと日本が共に力を合わせていきたい」と語った。