2019年11月22日 2面
21日の参院農林水産委員会で公明党の谷合正明氏は、東アジアで感染が広がる家畜伝染病のASF(アフリカ豚コレラ)対策への万全な措置を訴えた。
谷合氏は防疫対策に関して、ASFが隣国の韓国でも発生したことから「危機的な状況を迎えている」と指摘。「(対策の強化を)補正予算にしっかり組み込むことが重要だ」と述べ、水際対策の徹底などを求めた。
加藤寛治農水副大臣は「(ASFの)侵入リスクが最大限に高まっている。CSF(豚コレラ)、ASFにかかわらず家畜防疫に関する予算については十分に検討していきたい」と応じた。