2019年10月24日 1面
公明党農林水産部会(部会長=谷合正明参院幹事長)は23日、衆院第1議員会館で農水省に対し、台風19号により深刻な浸水被害を受けた農地の早期復旧と、一日も早い営農再開を求める緊急要望書を手渡した。
要望は、長野市などの被災地で現地調査を重ね、農家や農業団体から寄せられた声を踏まえて実施した。
席上、谷合部会長らは、暴風や大雨で損壊した農業用ハウスや生産施設などの農業機械、林野・水産施設の被害に対する支援の早期実施を要請。また広範囲にわたって浸水被害を受けた果樹農家に対し、営農再開までの間の収入を確保できるよう支援の強化を求めた。
このほか、保管していたコメが浸水被害を受けた農家への支援なども強く訴えた。
要望書を受け取った河野義博農水大臣政務官(公明党)は、「要望を受け止め、全力で取り組む」と述べた。