2018年12月05日 2面
公明党の山口那津男代表は4日、衆院第1議員会館で、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール事務局長と会い、日本の資金拠出継続に関する要望を受けた。遠山清彦国際委員長(衆院議員)と谷合正明国際局次長、石川博崇両参院議員が同席した。
席上、クレヘンビュール事務局長は、米国がUNRWAへの拠出金の大半を凍結したことについて「資金不足に陥ったが、多くの国々の支援の広がりで不足分を減らすことができた」と力説。「特に日本からは過去最大の資金援助をいただき、予定通りに(難民の通う)学校も始められた」と謝意を述べた上で、支援の継続を望んだ。山口代表は「UNRWAは重要な役割を担っている。日本として支え、国際社会を巻き込んだ支援の広がりもつくり出していきたい」と強調した。