2019年02月28日 2面
東日本大震災の発生から8年を前に、福島県伊達市立石田小学校の児童14人が27日、復興庁を訪問。浜田昌良復興副大臣(公明党)に復興支援への感謝の言葉を述べるとともに、和やかに懇談した。震災後、同校を支援している公設国際貢献大学校(岡山県新見市)が企画。公明党の谷合正明参院議員(同大学校上席研究員)が同席した。
子どもたちが緊張した面持ちで、ふるさとの豊かな自然や食べ物についての“研究発表”や、活動ぶりを紹介した後、浜田副大臣への質問コーナーに。「東北の未来はどのようになってほしいですか」「復興のために私にもできることは」などと問い掛けた。
浜田副大臣は「皆さんが住み続けたいと思える“新しい東北”をつくっていきたい」と笑顔で応じ、「福島の今を知り、周りの人に伝えていくことが復興支援になる」と力を込めた。