2018年09月29日 2面
石井啓一国土交通相(公明党)は28日、国交省で岡山県高梁市の近藤隆則市長、同県吉備中央町の山本雅則町長らと会い、7月の西日本豪雨で氾濫した高梁川の早急な河川整備について要請を受けた。党岡山県本部代表の谷合正明参院議員が同席した。
近藤市長らは、同河川沿いに立地し、両市町が運営するクリーンセンター(ごみ焼却場)が水没して使用できなくなり、約2万世帯の生活に影響が出ていることに言及。「施設の復旧工事に取り組んでいるが、浸水被害の再発を恐れる住民の声は大きく、早期の河川整備が欠かせない」と訴え、国の支援を求めた。
石井国交相は、復興に向けて「必要な支援をしていく」と述べた。