2018年09月23日 4面
公明党の佐藤英道衆院議員はこのほど、札幌市手稲区内の住宅展示場を訪れ、トレーラーで運べる「モバイル(移動)型」仮設住宅の実用性などについて意見を交換した。福田浩太郎札幌市議が同行した
同住宅は、貨物船で取り扱うコンテナと同規格のため、組み立てた状態で輸送することが可能。現地での工事がほとんど必要なく、製造から設置までの期間は、最短で1カ月程度で済むことが特長となっている。製造している「株式会社アーキビジョン21」の丹野正則代表取締役は、「一般的な仮設住宅よりも遮音性や気密性で優れており、快適な住まいを提供することができる」と強調した。
同住宅は、西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町に、公明党の谷合正明参院議員と地方議員らが連携して導入した実績もある。佐藤氏は、「被災者が安心して生活できるよう、住環境の整備に取り組む」と話した。