2018年09月20日 2面
公明党の山口那津男代表は19日、東京都新宿区の公明会館で、カンボジアのプラック・ソコン外相の表敬を受け懇談し、日本が取り組んでいる対人地雷の除去支援などについて意見交換した。谷合正明、石川博崇の両参院議員が同席した。
席上、山口代表は、内戦に苦しんだカンボジアの再興のため、自身も対人地雷の除去支援が進むよう取り組んできたと強調。日本とカンボジア地雷対策センター(CMAC)が協力し、アフリカや南米でも地雷の除去支援が行われようとしていることなどを語った。
ソコン外相は、国内での地雷による負傷件数が1996年に年間4000件以上だったが、昨年には100件以下に減少したことを紹介。「これだけ件数が減ったのは、日本が除去支援に大きく貢献してくれているからだ」と取り組みに謝意を表明し、両国の友好関係をさらに深めていきたいとの考えを示した。