谷合正明農林水産副大臣(公明党)は19日、2月に記録的な大雪に見舞われた福井県坂井市、福井市を訪れ、農業用ハウスの被害状況を視察した。
公明党の西本恵一県議(県代表)をはじめ地元市議が同行した。
一行は福井市で、ホウレンソウや小松菜などを栽培している有限会社中橋農園を訪問。経営者の中橋精一さんは「被害額は3000万円を超えている。一刻も早く壊れたハウスを撤去し、経営を建て直して栽培に取り掛かりたい」と訴えた。坂井市では、園芸農業を営む農家から状況を聞いた。
視察後、谷合氏は県庁を訪れ、西川一誠知事と意見交換。西川知事は県内で農業用ハウスが約1000棟倒壊し、10億円以上の被害額が出ていると窮状を伝えた。
谷合氏は「ハウスの復旧に必要な経費を助成する支援策を講じた。離農者が増えないよう取り組む」と説明した。
(公明新聞:2018年3月20日(火)付より転載)