公明新聞記事を転載します。
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて優れた取り組み
を表彰する「ジャパンSDGsアワード」の第1回表彰式が26日、首相官邸で行
われ、北海道下川町に初の総理大臣賞が贈られた。表彰式には、安倍晋三首相、岡
本三成外務大臣政務官(公明党)らのほか、外務省がSDGs推進大使を委嘱する
歌手のピコ太郎さんが出席。グテーレス国連事務総長からもメッセージが寄せられ
た。
■達成へ取り組み波及
「ジャパンSDGsアワード」は、6月のSDGs推進本部(本部長=安倍首相)
会合で創設が決まり、全国の団体・企業から282件の応募があった。総理大臣賞
を受賞した下川町は、森林資源を生かした町づくりを進め、過疎化に歯止めをかけ
たことが評価された。
受賞式を終え、岡本政務官は、「受賞団体や企業の取り組みをロールモデル(模範
)にしてSDGsを波及させたい」と語った。
これに先立ち首相官邸で行われた政府のSDGs推進本部の会合では、来年の行動
計画「SDGsアクションプラン2018」を決定した。
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SDGsは、「誰一人取り残さない」持続可能な世界の実現をめざし、貧困や飢餓
の根絶、環境保全など17項目からなる30年までの国際目標。一昨年9月の国連
サミットで採択された。公明党は、昨年1月に政党では初めて党内に推進委員会(
座長=谷合正明参院議員)を設置するなど、目標達成へ力を入れている。
(公明新聞:2017年12月27日(水)付より転載)