公明新聞記事を転載します。
公明党の性的指向と性自認に関するプロジェクトチーム(PT、座長=遠山清彦衆
院議員)は15日、衆院第2議員会館で厚生労働省から、体と心の性別が一致しな
い性同一性障がいの人を対象とした「性別適合手術」について、来年度からの保険
適用に向けて検討が進んでいる現状の説明を受けた。
席上、厚労省側は、同手術の保険適用が、11月29日の中央社会保険医療協議会
(中医協、厚労相の諮問機関)で大筋了承されたことなどを報告した。議員らは、
国内での手術が増えることを見越した体制づくりなどを訴えた。
公明党は、前PT座長の谷合正明参院議員が国会質問で訴え、先の衆院選の重点政
策にも盛り込むなど、一貫して保険適用の実現を求めてきた。
(公明新聞:2017年12月16日(土)付より転載)