公明新聞記事を転載します。
核保有国と非保有国、核兵器禁止条約賛成国の有識者を日本に招き、核軍縮の進め方を議論する「賢人会議」の初会合が、きょうから28日まで広島市で開催される。
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公明党青年委員会の平木大作委員長(参院議員)らは26日、「賢人会議」に併せて同市で開催された「第3回ユース非核特使フォーラム」に出席し、ユース非核特使として参加した各国の高校生や大学生らと懇談した。谷合正明参院議員と、党広島県本部(代表=斉藤鉄夫幹事長代行)の議員が同行した。
フォーラムでは、ユース非核特使から「核の脅威を各国が共通の課題として共有できるよう、若い世代が率先して被爆の実相を国際社会に伝えたい」などの意見が出た。平木委員長は「核廃絶への思いを継承し、若い世代の力で取り組みを前に進めたい」とし、「青年委として具体策を検討していく」と語った。
一行はこれに先立ち、同市中区の平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑に献花。広島平和記念資料館では加藤秀一副館長から説明を受けたほか、「賢人会議」のメンバーである日赤長崎原爆病院名誉院長の朝長万左男氏や、ノーベル平和賞受賞が決まった「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)国際運営委員の川崎哲氏らとも意見交換した。
(公明新聞:2017年11月28日(火)付より転載)