谷合正明参院議員が出席した懇談会の模様が、このたび公明新聞に掲載されましたので、転載します。
子どもの「夢」応援
ガザ再建へ UNRWA事務局長と懇談
山口代表ら
公明党の山口那津男代表は4日、衆院第1議員会館で、来日中の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール事務局長と、UNRWAがNPO法人「日本リザルツ」と協力して日本に招待したパレスチナ自治区ガザの中学生3人らと共に和やかに懇談した。
これには清田明宏UNRWA保健局長、公明党の山本香苗女性局長(参院議員)、谷合正明(同)、岡本三成(衆院議員)の両国際局次長が同席した。
山口代表は一行の訪日を心から歓迎。クレヘンビュール事務局長に対し、谷合、岡本の両氏がUNRWAの協力を得て今年9月、現地情勢の悪化後、国会議員として初めてガザ視察を実現できたことに謝意を述べた。さらに現地の状況を踏まえ「できる限り支援したい」と強調し、「日本政府が国連やUNRWAへの支援を継続・拡大し、民間の活動をサポートすることも重要」と訴えた。
クレヘンビュール事務局長は、谷合氏らのガザ視察など公明党の取り組みに感謝し、日本との連帯が「非常に重要」と指摘。中東情勢が混沌とする中、人道支援とともに「政治的な解決に向けた努力が大切」と語り、長引くパレスチナとイスラエルの紛争解決へ日本の国際社会への貢献を求めた。
また、山口代表が中学生らに、現地の再建に役立つならば「ぜひ日本で勉強してほしい。チャンスをつくりたい」と呼び掛けると、中学生の一人は「日本が第二の故郷になった」と答え、将来の夢を語った。
この後、クレヘンビュール事務局長ら一行は首相官邸で安倍晋三首相と会い、パレスチナ難民に対する日本政府の支援に謝意を表明。谷合、岡本の両氏も同席した。
(公明新聞:2015年11月5日(木)付より転載)