谷合正明参院議員の視察の模様が、このたび公明新聞に掲載されましたので、転載します。
日本の人道支援に感謝
パレスチナ副首相らと懇談
谷合、岡本氏
日本の難民支援のあり方を探るため、中東を訪れた公明党の谷合正明参院議員(党難民政策プロジェクトチーム事務局長)と岡本三成衆院議員(同事務局次長)は1日午前(現地時間)、パレスチナ自治区ラマラでジヤード・アブ・アムロ副首相と懇談した。
アムロ副首相は席上、日本の人道支援に謝意を表明し、公明党の平和や教育に対する貢献に共感を寄せた。さらに、「日本が教育を重視して発展を遂げたことをモデルとしたい」と強調。「パレスチナ難民が、日本で学ぶ機会が拡大することを期待する」と語った。
これに対し岡本氏は「今後、より多くの難民が日本に留学できるよう、共に努力したい」と呼び掛けた。
これに先立つ9月29日午前、一行はヨルダンの首都アンマンでムハンマド・タイシール外務次官と意見交換した。タイシール次官は「インフラ整備や観光開発への日本の貢献を国民は高く評価している」と感謝を伝え、衛生や再生可能エネルギー、教育分野での一層の協力を要請。谷合氏はシリア難民支援にも全力を挙げる考えを強調した。
同日午後には、イスラエルのマルク・ソフェル外務次官補とエルサレムで懇談。ソフェル次官補は「日本はパレスチナと友好関係を築く一方、イスラエルとも友好を深めてきた数少ない尊敬すべき国」と述べ、今後の両国関係の深化に期待を寄せた。谷合氏は、「平和に重きを置く党として、中東の人道支援へ貢献していく」と語った。
(公明新聞:2015年10月3日(土)付より転載)