谷合正明参院議員が出席した夏季研修会の模様が、このたび公明新聞に掲載されましたので、転載します。
議員力を磨き抜こう
政策課題、徹底して研さん
党四国方面が夏季研修会
山口代表ら出席
公明党四国方面(石田祝稔方面本部長=衆院議員)の夏季議員研修会は11、12日の両日、高知市で開かれ、石田本部長のほか、同方面副本部長の谷合正明、山本博司の両参院議員らを講師に、各議員が「議員力アップ」へ重要政治課題などで活発に研さんを重ねた。12日には、山口那津男代表が今年の夏季議員研修会に初めて出席し、あいさつした。
この中で、山口代表は衆院特別委員会で審議が行われている「平和安全法制」の関連法案について、地方議員の質問に応じながら詳しく説明。同法制が日本の安全を守るための抑止力を高めるとともに、国際貢献で世界からの信頼を向上させる内容で構成されていることを力説し、その必要性について「(政府・与党として)引き続き謙虚に、丁寧に分かりやすく、信念を持って国民に説明していきたい」と語った。
また、「1票の格差」を是正するための参院選挙制度改革に関しては、最高裁から指摘された「違憲状態」を解消するため、参院として合意形成を急ぎ、最終的な結論を早急に出すべきだと指摘。公明党が各党間の合意形成へ積極的に努力して民主党などと「2倍以内案」をまとめたのに対し、自民党などが示す案では格差が3倍程度にしか縮まらないことに触れ、「投票価値の平等に向け、もう一歩、努力を促したい」と述べた。
研修会では、石田本部長の担当で平和安全法制について研さん。政策学習では、谷合、山本の両副本部長を中心に、18歳選挙権や空き家対策、労働者派遣法改正案について、質疑を交えながら現状と今後取り組むべき課題などを学んだ。
また、一山稔・徳島県牟岐町議が年間約3500人との訪問対話を10年以上継続している日常活動について、堺喜久美・高知県室戸市議が世界ジオパーク認定の取り組みと支持者を広げるフェイスブックの活用について、それぞれ報告。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の研修、今春の統一選で初当選した新人議員や女性議員の懇談会も開かれた。
(公明新聞:2015年7月14日(火)付より転載)