谷合正明参院議員が取り組む、鳥獣被害対策に関する記事が、このたび公明新聞に掲載されましたので、転載します。
人材生かし被害減少を
党PTの谷合座長ら
酪農学園大学で意見交換
北海道江別市
公明党野生動物被害対策プロジェクトチーム(PT)の谷合正明座長と横山信一事務局長(ともに参院議員)は19日、北海道江別市の酪農学園大学を訪れ、シカなどによる鳥獣被害対策について、関係者と意見交換した。
同大学は2010年4月に日本で唯一の「狩猟管理学研究室」を開設。野生動物の保護や管理を行う専門家の育成に力を注ぎながら、鳥獣による農林業被害を減らすために、野生動物と人との持続可能な共生のあり方について研究している。
同研究室の伊吾田宏正准教授は、「鳥獣被害の抜本的な解決を図っていく上で、行政に専門家が足りないのが課題」と指摘。専門性を身に付けた人材を登用するシステムの構築を国として進めるよう求めた。
谷合氏は「捕獲を担うハンターをはじめ、専門家の育成に尽力する同大学の役割は大きいと再認識した。国が支援できる方策を探っていきたい」と述べた。
(公明新聞:2015年5月20日付より転載)