谷合正明参院議員が高松市を視察に訪れた模様が、このほど公明新聞に掲載されましたので、転載します。
復元整備進む屋嶋城
谷合氏が視察
地域活性化で意見交換 高松市
香川県高松市では現在、古代山城・屋嶋城(やしまのき)(同市屋島東町)の城門遺構を復元する整備事業が、2015年の一般公開に向けて進められている。公明党の谷合正明参院議員はこのほど、中村伸一市議と共に現地を視察し、関係者と意見交換を行った。
屋嶋城は、飛鳥(あすか)時代の663年、白村江(はくすきのえ)の戦いで、唐(とう)・新羅(しらぎ)の連合軍に敗北した大和(やまと)朝廷が、大陸防衛のために屋島山上に築城したと日本書紀に記述がある。長らく存在が確認されていなかったが、1998年に地元の歴史研究家が城壁の石積みを発見。これを機に復元整備事業が開始され、市議会公明党も同事業を推進するとともに、歴史資源を活用した地域振興策などを提案してきた。
現在、城壁の積み上げ作業の半分が完了し、来年からは見学用通路などの周辺整備に着手する予定。市創造都市推進局文化・観光・スポーツ部文化財課の山本英之・文化財調査係長は、「屋島は年間50万人の観光客が訪れるほか、山登りを楽しむ地元住民も多い。一般公開でさらなる増加が見込まれる」と説明。
谷合氏は「屋島の活性化に向け、積極的に取り組まれてきたことが分かった。それに応えられるよう支援したい」と述べた。
(公明新聞:2014年10月1日(水)付より転載)