谷合正明参院議員に関する記事が、このたび公明新聞に掲載されましたので、転載します。
北斗七星
「怖すぎます。人格というか脳の壊れ方が異常なのです」。語るのは「夜回り先生」で知られる水谷修氏。危険ドラッグに関して公明党のPT座長・谷合正明参院議員と対談(公明グラフ秋季号に掲載予定)した際に飛び出した言葉だ
◆青少年と接触する機会が多い氏によれば、通常の麻薬使用者のうち「3割は社会復帰する」が、危険ドラッグについては「残念ながらゼロです」と厳しい現実を突きつける。「だから、一度やったらおしまい」と述べる氏の表情は硬い
◆厚生労働省によれば、危険ドラッグを使ったことのある人は40万人との推計も。氏の危惧は、「この1年間で、ものすごい勢いで中高生に広まって」いること。「覚せい剤より、よほど危険」ともいわれる薬物がはびこる状況を氏は「もはや国家的な危機」だと警告する
◆事態に対して、8月には国会閉会中だが衆院厚労委で集中審議を行い、あらゆる法律を総動員して撲滅に向けて取り組むことを確認した。公明党は、取り締まりの強化や必要な法改正について一貫してリードしてきた
◆両氏の考えはともに「学校現場において、徹底して薬物の恐ろしさ、その犯罪性を教育する」ことに行き着く。子どもたちに、その危険性をしっかり伝えることが、取り締まり徹底とともに緊急に求められる。(繁)
(公明新聞:2014年9月3日(水)より転載)