超党派「自殺対策を推進する議員の会」副会長の谷合正明参院議員は6月4日、国会内で開かれた同会の総会で、若者の自殺予防についての緊急要望案を報告しました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
若者自殺対策について報告する谷合氏=4日 参院議員会館(東京事務所撮影)
超党派議連 谷合氏が要望案を報告
超党派の国会議員でつくる「自殺対策を推進する議員の会」(尾辻秀久会長=自民)は4日、参院議員会館で総会を開いた。
総会では、公明党の谷合正明参院議員が座長を務める若者自殺対策ワーキングチーム(WT)が取りまとめた緊急要望案の内容を了承した。
同WTは、自殺が10代の死因2位、20代と30代の死因1位である現状を踏まえて設置された。
席上、谷合氏は、昨年12月のWT立ち上げ以来、民間団体など10団体へのヒアリングを実施したと報告。
その上で、現場の声を基に
(1)全ての子どもにストレスなどへの対処方法を教える
(2)相談しやすい受け皿を整備する
(3)相談にたどり着けない若者への積極的な働き掛けを強化する
―の3項目を要望として取りまとめたと説明した。
同会は、今後、政府への要望を行うとともに、地域自殺対策緊急強化基金の恒久財源化にも取り組んでいくことを確認した。
(公明新聞:2014年6月5日(木)付より転載)