谷合正明参院議員が12月26日、京都大学で難民問題について講義を行いました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
谷合氏が母校・京都大で講義
公明党の谷合正明参院議員は26日、母校の京都大学に特別講師として招かれ、約50人の学生らを前に「国内外の難民問題について」のテーマで講義した。
母校の京都大学で講義する谷合氏=26日 京都市
同大学では世界を舞台に活躍するグローバルな人材の育成をめざし、森純一教授の企画により国際経験豊かな外部識者の特別講義を実施している。
谷合氏は「現在、世界の難民・国内避難民は約4500万人を数え、近年で最多となっている」と述べ、難民問題の恒久的解決策として(1)祖国への自発的帰還(2)避難した国での定住(3)第三国定住―の3点を強調した。
さらに、日本国内での難民受け入れについて、難民条約に基づき難民認定を受けた人は1982年以来600人と少ないことや、2010年から始めた第三国定住も国や条件が限られていることなどを指摘。「難民支援は、その国の人権感覚を表す鏡。日本は国内での受け入れ体制の整備にもっと力を入れるべきだ」と語った。
(公明新聞:2013年12月27日(金)付より転載)