谷合正明参院議員は8月19日、国会内でGAVIアライアンス(ワクチンと予防接種のための世界同盟)のダグフィン・ホイブローテン理事長(北欧閣僚理事会事務総長)らと山口代表とともに会い、途上国でのワクチン支援について懇談しました。以下、公明新聞の記事を転載します。
(岡山事務所)
GAVIアライアンスのホイブローテン理事長(中央右)と会談する山口代表(同左)ら=19日 参院議員会館
子どもの感染症対策 GAVI理事長と懇談
山口代表ら
公明党の山口那津男代表は19日、参院議員会館で、GAVIアライアンス(ワクチンと予防接種のための世界同盟)のダグフィン・ホイブローテン理事長(北欧閣僚理事会事務総長)らと会い、懇談した。
これには、公明党の古屋範子衆院議員と谷合正明参院議員のほか、特定非営利活動法人(NPO法人)「日本リザルツ」の白須紀子代表らが同席した。
GAVIアライアンスは、世界保健機関(WHO)や企業、各国政府などと協力して活動している団体。山口代表が今年5月29日に懇談した“アフリカの歌姫”イボンヌ・チャカチャカさんも、その活動に携わっている。
席上、ホイブローテン理事長は、予防ワクチンの普及や感染症対策を一貫して推進してきた公明党の取り組みに謝意を表明。「公明党の重点政策に盛り込まれている人間の安全保障や予防ワクチンの拡充は、GAVIの使命とも合致しており心強い。公明党は日本の政党の中で最もワクチン政策に精通しており、日本の政権与党における公明党の存在は非常に大きい」と述べた。
その上でホイブローテン理事長は、「世界中の5歳未満で命を落とす子どもの5人に1人はワクチンで防げる病気により亡くなっている。生まれた国によって子どもの命の重さに差を生じさせては絶対にならない」と述べ、日本政府のさらなる支援強化を要望した。
山口代表は、ホイブローテン理事長のワクチンに対する理念に強く賛同。「発展途上国へのワクチン供給は、直接当該国を支援するよりもGAVIアライアンスのような団体を通じて支援した方が効果が大きい場合がある。日本も、そうした団体に国民が直接支援を行えるようになれば」と語った。
(公明新聞:2013年8月20日付より転載)