公明党の性同一性障害に関するPTの谷合正明座長(参院議員)は10月11日、国会内で会合を開き、当事者団体の代表と意見交換を行いました。以下、公明新聞の記事を転載します。
(岡山事務所)
山本代表(左端)と意見交換する党プロジェクトチーム=11日 参院議員会館
当事者団体に課題聞く
党プロジェクトチーム
公明党の性同一性障害に関するプロジェクトチーム(PT、谷合正明座長=参院議員)は11日、参院議員会館で会合を開き、一般社団法人「gid.jp 日本性同一性障害と共に生きる人々の会」の山本蘭代表と意見交換した。
山本代表は性同一性障がい当事者が直面している課題として、性別変更後も戸籍にその事実が残ることや、労働差別など数々の課題を列挙。このうち、性別変更後はホルモン療法などに健康保険が適用される半面、変更前の治療には適用されないことを指摘し、早期の改善を訴えた。
谷合座長は「PTとして関係省庁に申し入れるヒントを得た。今後も連携を取りながら(課題を)前に進めていきたい」と述べた。
(公明新聞:2012年10月12日付より転載)