性同一性障害に関するプロジェクトチームの谷合正明座長(参院議員)が6月6日、国会内で会合を開き、中塚幹也岡山大学大学院教授と意見交換等を行いました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
中塚教授(右)の講演を聞く党プロジェクトチーム=6日 参院議員会館
中塚・岡山大教授が課題指摘
党プロジェクトチーム
公明党の性同一性障害に関するプロジェクトチーム(PT、谷合正明座長=参院議員)は6日、参院議員会館に岡山大学大学院の中塚幹也教授を招き、性同一性障害をめぐる課題について意見交換した。
中塚教授は岡山大学病院を受診した患者のうち、身体的性と心の性の違和感から、7割近くの人が自殺を考えたことがあるとの調査を紹介。
特に体の変化や恋愛感情が芽生える中学生にその傾向が強いとして、「学校現場の役割は大きい。教員の観察が重要になる」と指摘した。
また戸籍上の性別変更を可能にする特例法に規定された5条件のうち、「未成年の子がいないこと」とする要件は、削除が望ましいとの見解を示した。
(公明新聞:2012年6月7日付より転載)