谷合正明参院議員は5月1日、島根原子力発電所の現地調査を行いました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
3号機の原子炉建物内で説明を受ける谷合氏(右から2人目)ら=1日 島根・松江市
谷合氏らが島根原発を調査
公明党の谷合正明参院議員は1日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)を視察し、関係者らと意見交換した。党岡山県本部の笹井茂智県議、竹之内則夫、林敏宏・両岡山市議、生水耕二・倉敷市議らも参加した。
同原発は、1、2号機が定期検査のため運転停止中で、建設がほぼ完了している3号機の運転開始は未定となっている。東京電力福島第1原発事故を踏まえ、安全対策として、高台(約40メートル)に緊急用発電機2台を設置したほか、発電所構内を囲む高さ15メートルの防波壁の整備などを進めている。
一行は、津波対策現場などを見て回ったほか、3号機の原子炉建物やタービン建物を視察した。同発電所の岩崎昭正所長は、「今後、緊急時の対策所機能を収容する免震構造の建物を高台に設置する予定」と述べていた。
視察を終えた谷合氏は、1、2号機について「再稼働は地元住民の理解が不可欠。政府は安全基準を明確にしていく必要がある」と語っていた。
(公明新聞:2012年5月2日付より転載)