岐阜県下呂市長選(4月15日執行)の告示前に特定候補を支援する前田武志国交大臣の署名入り文書が地元建設業界に送付された問題について、谷合正明参院議員が理事を務める国土交通委員会の理事懇談会で、前田大臣より調査報告がありました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
選挙依頼問題 委員会理事に説明
衆参両院の国土交通委員会は16日、それぞれ理事会と理事懇談会を開き、岐阜県下呂市長選の告示前に特定候補(15日の投開票で落選)の支援を依頼する前田武志国交相の署名入り文書が地元建設業協会などに送られた問題について、前田国交相から調査結果の報告を受けた。
公明党から衆院国交委の理事会に富田茂之理事、参院国交委の理事懇談会に谷合正明理事が出席した。
前田国交相は席上、「軽率だった」と釈明したものの、文書の内容を確認せず署名し、違法性の認識はなかったと強調。自らの進退には言及しなかった。これに対し、野党側からは「公職選挙法上、問題ないと思っているのか」「大臣の結果責任は重い」などの意見が出された。
(公明新聞:2012年4月17日付より転載)