谷合正明参院議員は10月23日、仙台市の震災による宅地被害について現地調査を行いました。以下、公明新聞の記事を転載します。
(岡山事務所)
被災した宅地を視察する谷合氏(左から2人目)と伊藤議員(同3人目)=23日
仙台市谷合氏と伊藤県議
仙台市の被災地調査
公明党の谷合正明参院議員は23日、宮城県仙台市泉区の紫山地区の被災宅地を調査した。
これには伊藤かずひろ県議(県議選予定候補)も同行した。
同地の団地は1997年に造成。沢地に土を盛る「盛土」で造られた宅地では、東日本大震災によって液状化や地滑り、地割れ、陥没など被害が多発した。同地区では、住民が土地の崩壊を防ぐため、ブルーシートを張ったり、土のうを積み上げたりしている。
住民は一行に対し「盛土と切り土の境目で被害が集中している。宅地開発や建築基準を厳しくするべき」と訴えた。また「宅地全体で地滑りが起きている。私有地とはいえ、個人での修復には負担が大き過ぎる」などの声が上がった。
視察を終えた伊藤議員は「原因を把握し、市、県、国の連携で支援に取り組みたい」と語った。谷合氏は「同様の被害の再発を防ぎ、今後に生かしていくため、宅地造成の在り方を国会で議論していく」と話していた。
(公明新聞:2011年10月24日付より転載)